アンの毎日チャレンジ!

小4の息子と小2の娘の母。進研ゼミのチャレンジタッチが大好き。宝塚とアニメ、ゲーム大好きなオタク主婦。

「私のあしながおじさん」感想

先日小学2年生の娘が小学生向けの「あしながおじさん」の小説を借りてきたのを読んで、無性に昔見た世界名作劇場「私のあしながおじさん」が見たくなり、全話イッキ見しちゃいました。

子どものころに見たきりだったのですがポツポツ覚えているシーンもあり、また今見れば結構大人向けの内容でもあるなぁ、と思いました。

この記事では世界名作劇場「私のあしながおじさん」のあらすじ、(個人的な思いの詰まった)登場キャラクター紹介、視聴レビューをお教えします!

 

 

「私のあしながおじさん」あらすじ

f:id:sumireiro17:20200714103829j:plain

「私のあしながおじさん」作品紹介より

 

原作はジーン・ウェブスター著の「あしながおじさん(Daddy long leggs)」

あらすじ

ジョングリア孤児院で育ったジュディ・アボットは、ジョン・スミス(あしながおじさん)と名乗る会った事もない紳士の援助で、名門リンカーン記念女学院へ進学することができた。

ジュディは女学院で、ルームメイトのサリーやジュリアとともに、陰鬱な孤児院での生活と打って変わった素晴らしい日々を過ごす。

やがて、ジュリアの叔父ジャーヴィスと恋に落ち彼から告白を受けるが、孤児院出身であることを隠している負い目からそれを拒絶してしまう。しかし自らの誤りに気付いたジュディは、卒業式の日にみんなの前で身の上を明らかにする。そして卒業後の約束の日、恩人“あしながおじさん”と対面したジュディは、彼がジャーヴィスであることを知り、とうとう幸せを掴むのだった。

「私のあしながおじさん」作品紹介より

 

「孤児院出身」というコンプレックスに悩みながらも明るく生きるジュディの成長と、ジャービスとの恋の物語となっています。

終盤二人のキスシーンがあるのですが、なんとこれは世界名作劇場初だとか。

原作は導入以外はひたすらジュディがあしながおじさんに宛てた手紙で物語が進みますが、アニメはジュディの学校生活の様子をいきいきと描いています。もちろんあしながおじさんに手紙を書くシーンも毎回出てきます。

 

「私のあしながおじさん」登場キャラクター

 

ジュディ・アボット/堀江美都子

本作の主人公。初登場時13歳。孤児院で生活していたが、ジュディが書いた反省文が評議会のジョン・スミス(あしながおじさん)の目に留まり、彼の援助でリンカーン記念女子学院に通うことになる。序盤はめっちゃドジだが徐々に成長する。

孤児院出身なのがコンプレックスで、学校では生い立ちを隠して生活している。特に後半は出自が原因でジャーヴィスとの関係に自信が持てなくなり、悩むシーンが多い。

基本は明るくユーモアたっぷりの性格。勉強も運動もよくできて、絵も得意。特に国語が得意で詩や小説がいくつか評価される。

その生い立ちの為か、慈善事業などには少々卑屈に受け取る面も見られ、慈善箱や寄付を集めるために孤児を歌わせている光景などに嫌悪感を示していた。

また援助を受けているという負い目からか、自立心が高い。3人娘の元気担当

 

サリー・マクブライド/佐藤智恵

リンカーン記念女子学院でのジュディのルームメイト。おっとりとしていて優しいメガネっ子。気が弱そうなタイプなのに、なぜか入学式の新入生挨拶や知事選のクラス代表に選ばれたりする。その度に緊張し、頭が真っ白になったり気絶したりするが、ジュディやジュリアの助けもあって、それらを見事にやりとげる。

ジミーという大学生の兄がおり「おにいさま」と呼んでいる。

途中ボブというこれまた気の弱そうなボーイフレンドができるが、最初のデートの際にお互いカチンコチンになってまともに話せなかったり、あげく映画館でジュースを服にかけられたりしたのに、その後もよい関係を続け、あげくはてにデートの前に張り切ってお化粧をするなど可愛い一面を見せる。3人娘の癒し担当

 

ジュリア・ペンデルトン/天野由梨

リンカーン記念女子学院でのジュディのルームメイト。典型的な高飛車お嬢様キャラで、序盤はジュディに嫌味をよくふっかける。が、中盤からはそのとげとげしさが消え、最終的には良い友情を築く。

サリーの兄のジミーと出会い、一気に恋する乙女に。猛烈にアタックをしたり、(ジュディのおせっかいで)ジミーからパーティの招待状が届いたときに大喜びをしたりとにかく可愛い。

終盤ではジュディとジャーヴィスの事を気にかけ、何かとおせっかいを焼いたりする。卒業式のジュディの告白を聞いた時のジュリアの反応は必見!作中で一番成長したのは彼女では。個人的に一番好きなキャラクターです。3人娘のツンデレ担当

 

ジャーヴィス・ペンデルトン/田中秀幸

ジュリアの叔父。初登場時27歳。青年実業家でお金持ち。ユーモアのある人物で気さくで、ジュディとすぐに打ち解けた。

親族には「変わり者」だと思われている。

実はジュディの「あしながおじさん」なのだが、最終回までジュディは気づかなかった。

ジュディをお茶に誘ったのに財布を忘れたり、ジュディが「ハムレットのお芝居を見てみたい」と”あしながおじさんに”手紙を書けば、何気なく「ハムレット」の観劇に誘ったり、恋敵であるジミーに嫉妬して、ジュディを束縛しようとしたり時々残念な人(笑)

事業のかたわら、「ジョン・スミス」として慈善活動を熱心に行っている。

 

ジミー・マクブライド/島田敏

 サリーの兄で、プリンストン大学の学生。フットボール部に所属しており、ポジションはクォーターバック。選手として有名らしく、女子に人気がある。

サリーの兄らしく大らかで気立てがいい。

ジュディの事が好きになるが、ジュディがジャーヴィスの事を好きだと察した時には怒ってその場から帰ってしまった。

ジュディが好きなので、ジュリアのアプローチに少し迷惑そうにしていたが、パーティーでジュリアに激しく責め立てられてから彼女の気持ちに真っすぐ向き合うようになる。

が、ジュリアに不動産王との結婚話が持ち上がった時には彼女に「おめでとう」と言ってしまう。それは駄目だろジミー!

 

「私のあしながおじさん」全話視聴後の感想

 

全話を通して見て思ったこと。とにかくジュリアが魅力的でかっこいい!

後半は完全に主役を食っていたと思います。

前半はありがちな悪役令嬢キャラなのに、中盤からジュディとだんだん仲良くなっていき、また恋を自覚してからはまぁ可愛いツンデレっぷりを見せてくれます。

グループデートでぐいぐいとジミーにくっついていったり、クリスマスプレゼントに悩んだり、ジミーがジュディをパーティーに誘いたいがために自身を利用したとわかったときに、悲しみ泣きながらも、かっこよくジミーに叱責したり。

卒業式でのジュディの告白に対する反応は感動ものでした。

 

ジュディは逆に、前半は明るくいきいきとしているんですが、後半、ジャーヴィスと想いが通じ合ってからは自身の生い立ちへの劣等感、またジャービスとの住む世界の違いなどにさんざん悩むことになり、またすれ違いも増え、見ている側としては後半はすこしやきもきしました。

ジュディは文才こそありますが、自分の生い立ちへの劣等感からそれを隠して生活するだとか、綺麗なドレスに大喜びしたり、素敵な帽子が欲しい、絹の靴下を履いてみたいと思うところなど、名作劇場の主人公としては特に人間味のあるキャラクターではないでしょうか。

彼女が「あしながおじさん」に宛てた手紙でも「孤児院出身のこの私が、普通の女の子と同じようにこんなことをしたんです!こんなことができたんです!」みたいな文面がよく出てきます。

劣等感の塊であることが透けて見えますよね。

そこへ来ての最後の卒業式のみんなの前での告白は本当に素晴らしく、かっこよかったです。胸を打つものがありました。

 

ジャーヴィス。なんでそんな若い子に手を出そうと思ったんや(笑)

原作だとジュディの年齢は18歳ですので、まだいいんですけど、名作劇場でアニメ化するにあたって、18歳だと大人すぎるということで年齢が引き下げられたらしいんですね。

でも逆に下げたことでジャーヴィスさんが好きになるにはちょっと若すぎるんじゃ・・・と余計な事を頭がちらついてしまって、感情移入しにくかったです。この辺りは自分が年を取ったからでしょうねぇ。

年の事はあまり考えずに視聴されることをおススメします(笑)

 

良い原作改変部分はやっぱりジュリア!何度も言いますが本当にアニメのジュリアは魅力的です。原作ではジュディはひたすらジュリアは相容れない存在だと手紙に記載しており、最終的にも特に仲良くなったそぶりはありません。(ジュリアがジュディに一方的に親切になる様子はありますが)

一人のわがままなお嬢様が、学校生活や恋を経験して、立派に成長していく姿。もしまだ見られたことが無い方がいらっしゃればぜひ見ていただきたいです!(完全にジュリア目線の感想ですみません笑)

 

 

\原作の「あしながおじさん」もおススメ♪/